間取りを考えると快適な生活に?新築の際に平屋を建てるメリットを山梨県の工務店が解説します。
新築の注文住宅をご検討中の方の中で、平屋にすることをお考えの方はいませんか。
土地を有効活用する建築のために2階建て、3階建てにするという方も多いのですが、実は平屋にはたくさんのメリットがあります。
今回はそんな平屋の魅力についてお伝えします。
・複数階建ての見落としがちなポイント
1.階段が障害に
新築の住宅を建てる場合、何十年先まで住むことを想定されている方も多いのではないでしょうか。
もし自分が年を重ねていって、ひざや腰を悪くしたら、階段を上るのは大変な負担になります。
実際に一戸建てに住まれている高齢者の方の中には、二階がほぼ物置になってしまい、ほこりが積もるだけで整理もできず後悔している方も少なくありません。
2.スペースの有効活用
複数階建ての場合、階段を設置するために4畳以上のスペースを使うことも珍しくありません。
また、廊下を設置する場合にも、居住空間の有効活用を廊下が妨げる場合があります。
家のスペースを有効活用する上で、有効だと思っていた複数階建てが実は問題になっていたということもありうるのですね。
・平屋のメリット
1.耐震性が高い
平屋にすることの第一のメリットとして耐震性が高いことが挙げられます。
二階を立てないことで構造上安定した家にすることができます。
積み木などを考えてみても、重心が低い方が構造的に安定していますよね。
住宅においても同じことが言えます。
2.生活動線を考えてふれあいのある家にできる
平屋の場合、間取りの自由度が高いのが一つの特徴です。
生活動線を工夫して間取りを配置することで家族が必ず居間を通るようになったりと、家族同士のコミュニケーションを活性化することができます。
間取りを考えることで、家の構造からふれあいのある家庭をサポートすることができるのです。
3.階段を省略できる
上記の問題点の一つであった階段を省略することで、階段に使うスペースを有効活用することができます。
また、階段を上らなくてよいので、年をとっても住みやすい家にすることもでき、何十年も住み心地の良い家にすることができます。
平屋のメリットについてご理解いただけたでしょうか。
一見狭いと思われがちな平屋ですが、その間取りを考えることで住み心地がよく、長く住める家にすることができるのですね。
実際に今のご自分の生活と照らし合わせて、どのような間取りを配置すればよい生活ができるのかを考えてみてもよいのではないでしょうか。