長期優良住宅は税金が免除される!?山梨店の工務店楽建舎が解説
「長期優良住宅って何?」
「長期優良住宅は税金が免除されるって本当?」
と、これから家を買おうとしている人にとっては、「長期優良住宅」について気になることが多いのではないでしょうか。
十分な知識のないまま、家を購入することは考えにくいですよね。
そこで、今回は「長期優良住宅に関わる税金」について、ご紹介いたします。
【そもそも長期優良住宅って何?】
長期優良住宅とは、国土交通省による「長期優良住宅普及促進法」の要件を満たし、認定された住宅のことをいいます。
この「長期優良住宅普及促進法」は、従来の、建造物をつくっては壊す社会から、いいものを作って長く使う社会に転換する目的から作られた法律です。
長期優良住宅は、国土交通省に認可されないといけないので、その質にはある程度安心できますよね。
【税金は安くなるの?】
長期優良住宅を所有すると、それにかかわる税金について優遇措置がされます。
税金は免除されるのではなく、厳密には控除・減額がされます。
どちらにしろ、支払う税金の額が安くなることに変わりはありません。
■住宅ローン
住宅ローン控除とは
○住居の引き渡しまたは完了から6か月以内の居住の用に供するもの
○床面積が50平方メートル以上である。(店舗等併用住宅の場合、床面積の2分の1が居住用であること)
○借入金の償還期間が10年以上である。
○合計の所得金額が3000万円以下である。
以上の要件を満たす場合、税務署に確定申告をすると所得税が控除されることをいいます。
しかし、長期優良住宅の場合、この住宅ローン控除の対象借入限度額に優遇があり、一般の住宅が4000万円のところ長期優良住宅は5000万円まで優遇されます。
控除率は1%であるため、最大控除額は500万円になります。
■不動産取得税
不動産取得税は、不動産を取得したときにかかる税です。
一般の場合、1200万円控除されますが、長期優良住宅の場合は1300万円控除されるので、その支払う税金は減額されます。
■登録特許税
家を新築した場合、法務局に所有権登記をしなければいけません。このときにかかる税が登録特許税といいます。
一般の住宅では、この金額は不動産の価格の0.15%ですが、長期優良住宅の場合、0.1%だけでいいのです。
■固定資産税
固定資産税は、床面積が50平方メートル以上、280平方メートル以下である場合、一般の戸建てでは3年間、マンションでは5年間、2分の1減額されます。
一方、長期優良住宅の場合、戸建てで5年間、マンションで7年間、2分の1減額になります。
以上、長期優良住宅を建てることに伴う、税金の控除について紹介いたしました。
長期優良住宅を建てるとなると、多額のお金が必要となります。そのときにこのような税金の免除があったら、大変助かるのではないでしょうか。
長期優良住宅を建てるときは、ぜひ楽建舎までご相談ください。