注文住宅の費用ってどれくらい?|山梨県の工務店が解説
「山梨県で家を建てようと思うが、注文住宅はどれくらい費用がかかるの?」
このように、注文住宅にかかる費用について不安をお持ちの方はいらっしゃるでしょう。
基本的に、注文住宅は依頼された内容に応じて費用を割り出すので、費用は一定ではありません。
そこで今回は、土地の費用や注文住宅建設にかかる費用の平均についてお話しします。
○ 「住宅の費用+土地代」で考える!
注文住宅を購入する上で忘れてはいけないのが、土地代の把握です。
注文住宅の建設費用は、地域によってそこまで偏りはありませんが、首都圏は土地の形が狭く複雑な傾向にあるので、建築費用もそれに応じて高額になります。
しかし、土地費用は地域によってかなり偏っています。
首都圏は非常に高額で、40坪あたり3500万円以上かかるため、総額5600万円ほど費用がかかります。一方、山梨県の土地代は2800万円程度のため、総額3500万円ほどで済みます。
土地代だけでも700万円以上、総額2000万円も差があるのです。
○ ローン返済額はどう変わるの?
東京都、山梨県で注文住宅を建てる場合の総額についてお話ししてきましたが、これだけでは不十分です。
住宅を購入する方のほとんどは、家を担保にローン返済をします。ローンで返済する場合、利子も含めて返済額が変わってくるので、事前に計算しておくことが大切です。
東京で注文住宅を建てる場合、総額5600万円かかることがわかりました。35年で返済する場合、金利を含めた返済総額の約7000万円を420回に分けて返済していく必要があります。つまり月々の返済額は16万円ほどです。
山梨で注文住宅を建てる場合、総額3500万円かかるので、それを35年で返済する場合、金利を含め返済総額は4500万円になります。
これを420回に分けて返済していくので、一月あたりの返済額は10万7千円ほどです。
注文住宅だけでなく一般住宅を購入する際も、家の工事費だけしか意識していないという方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、単純に工事費用だけで資金計画を立てていると、追加で土地代や保険料、金利手数料など次々と払わなければならないものが追加され、払えなくなってしまう場合もあります。
事前に全ての費用を合算した合計を計算し、それを元に資金計画を建てることが大切です。
今回は山梨と東京で注文住宅を建てる場合にかかる費用の違いを比較しました。
東京で注文住宅を建てることは、かなりの負担だということがわかります。首都圏になるとどうしても価格が高騰してしまうのですね。
注文住宅を建てる上で大切なのは、建築費だけでなく土地代も合わせて考えておくことと、ローンを組んだときの月あたりの返済額を知っておくことです。
注文住宅を建てようとお考えで、不安やお悩みをたくさん抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。