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2018-03-29

ZEHで補助金をもらうための条件を確認しよう!

近年、新築戸建住宅において、エネルギー消費量が実質ゼロであるZEH(ゼロエネルギー住宅)が注目されています。ZEHは、政府が国を挙げて推進しているため、条件を満たし、申請をすれば、補助金をもらうことができます。今回は、申請をする前に知っておくべき、補助金をもらうための条件についてご説明します。

 

 

 

 

 

 

 

【補助金の対象となる条件】

(1)自宅であること

補助金をもらうための根本的な条件は、「申請者が常時居住する住宅」であること、または「専用住宅」であることが条件です。住宅の一部に店舗などの非住居部分がある場合は、住居部分が要件を満たす必要があります。賃貸住宅や集合住宅は対象外となりますが、その一部に申請者が居住する場合は、要件を満たせば認められることがあります。

既存戸建住宅の場合は、申請時に申請者自身が所有していること、

新築建売住宅の場合は、申請者が購入予定者であることが条件です。

 

(2)ZEHの定義を満たすこと

ZEHであると認められるには、以下の条件を満たす必要があります。

 

・外皮性能が地域区分ごとに定められたUA値以上

外皮性能とは断熱性能のことで、この性能を示すのがUA値です。日本では、地域によって寒暖差があるため、地域区分ごとに定められた要件を満たす必要があります。

 

・設計一次エネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量から20%以上削減

家を建てる際の設計図を元に、消費されるエネルギーを導き出したものを「設計一次エネルギー」といいます。一方、標準的な効率で稼働する設備(エアコン・換気設備・照明器具・給湯器具)を動かしたときに消費すると見込まれるエネルギー量を「基準一次エネルギー」といいます。太陽光発電による削減分を除き、設計一次エネルギー消費量が基準一次エネルギー消費量から20%以上削減されていなければなりません。

 

・再生可能エネルギーシステムの導入

上記の2つは、「断熱性能」と「省エネ」に関するものです。ZEHは、これらに加えて「創エネ」、すなわちエネルギーを創り出す設備が必要です。太陽光発電システムなどを導入します。

 

・エネルギー消費がトータルで100%以上削減されていること

上記の3つ(断熱・省エネ・創エネ)を総合的に見て、自宅で消費するエネルギーが100%以上削減されていること、すなわち実質的なエネルギー消費量が0以下であることが、「ZEHの定義」です。

 

-まとめ-

いかがでしたか?今回は、ZEHで補助金をもらうための条件をご説明しました。新築戸建住宅の購入にあたって、ZEHを検討されている方は、補助金をもらえるよう、条件をしっかりと確認しておきましょう。

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