耐震の家 基礎工事②
先日に引き続きK様邸の基礎工事についてお伝えをいたします。
今回お伝えするのは配筋工事です。
鉄筋の組み立て工事中
以前は基礎には鉄筋を使用せずに作られていましたが、現在では鉄筋コンクリートで作ることが義務付けられています。
そのため、コンクリートを打つ前に鉄筋の組み立て工事が行われます。
ベタ基礎なので鉄筋は立上がりと底盤に組まれます。
これは何を計っているかと申しますと….。
底盤の鉄筋の「定着長さ」を確認しています。
この長さは鉄筋の継ぎ手をする際に、鉄筋同士が必要な重なり長さで継ぎ手を行わなくてはなりません。
必要な重なりは「40D」といわれ、Dは鉄筋の太さになります。
K様邸に使用されている鉄筋の太さは13mmなので40×13=520mm以上重なっていればOKです。
…
写真を見ますと520mm以上重なっていますのでOKです。
配筋完了後の基礎の全景です。
ここでコンクリート打つ前に第三者機関による「配筋検査」を受けます。
検査員によって計画通りの鉄筋の組み立て工事が行われているか確認をしていただき「合格」すると、
コンクリートの出番になります。
K様邸は検査の結果「合格」となりました。
いよいよ基礎工事も終盤になります。
次回も基礎工事の続きをお伝えします。
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2017-09-08 | Posted in 施工例 | No Comments »