土間のある家 断熱材

I-houseの内部工事に戻りまして今回は断熱材についてお伝えをいたします。

断熱材とは建物の中から外へ、また外から中へ熱の伝導を抑える働きをするモノで、住宅では床や壁、天井に屋根に入れます。
I-houseは床にA種押出法ポリスチレンフォーム保温板3種の「カネライトフォーム」 、壁と天井に高性能グラスウール「アクリアネクスト」という断熱材を使用しています。

これが床に使うカネライトフォームです。
小さい気泡が結合して熱をさえぎり、結露も抑制します。発泡スチロールのように少し硬めで爪を立てたりすると跡が残る素材です。土間のある家

土間のある家

 

これは天井や壁に入れる断熱材の束。
床の断熱材と違い、綿のように柔らかい素材です。細かい繊維で構成された高性能グラスウールには絡み合った繊維との間に空気が閉じ込められるので熱の伝わりを抑えることが出来ます。
また、この断熱材には防湿フィルムというビニールのようなものが片面についていて、このフィルムを室内側に向けて施工することで結露を防ぎます。土間のある家

上記の断熱材を使って家中を包み込むことで高気密・高断熱の住宅となります。高気密にすることで室内の熱が逃げにくくなりますが、空気の移動がなくなるので計画的に喚起が出来る24時間換気扇を取付けています。

以上が断熱材の種類でした。

2012年完工物件です。

楽建舎

 

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2017-08-04 | Posted in 施工例No Comments » 

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