金物工法(ウィンウッド)の家 耐震壁と遮熱
甲府市のO-house
今回は外壁工事から内部に移ります。
家を耐力的な面で守ってくれる耐力壁と
暑さ・寒さから守ってくれる遮熱シートについてお届けしたいと思います。
外壁面はダイライトで耐震性を増してもらったところで、内部は筋かいと金物に頑張ってもらいましょう。
筋かいに耐力壁として活躍してもらう為には、柱や土台・梁などに隙間が無く、決められた金物で施工する事が重要になってきます。
下の写真は階段部分の写真です。
上下の梁にきちんと接してしている事がわかります。
柱と筋かいを接合する金物が施工されている事も確認できます。
所々取付けられている赤い矢印の部材は仮筋かいと言い、建て方の後、筋かいや構造用面材・各種金物がしっかりと施工されるまで家を守ってくれる仮の筋かいです。
仮といっても、建て方の時に家が垂直に建っているか確認した状態を維持する役目があるので、家が出来上がった時にはありませんが、重要な部材の一つでもあります。
屋根の勾配に合わせて張ってある白いシート。
O-houseの外壁にも使用したタイベックシルバーを垂木の下端に張りました。
このシートは、夏の日中、屋根面の熱が小屋裏へ伝わり高温になったり、冬は家の中の暖かさが外へ逃げてしまうのを防いでくれます。
しかも、透湿防水シートを遮熱シートとして改良されたものなので、防水効果もあります。
屋根の外部はアスファルトルーフィングで防水し、内部はこのタイベックシルバーで防水する為、二重になり防水面でも安心できます。
遮熱シートで安心したところですが、断熱材も忘れてはいけません。
次回は天井と壁の断熱材についてお届けします。
2012年完工物件です。
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