小さな家 大工工事
4月19日。
n-houseの大工工事をお伝えします。
建て方とシロアリ消毒が終わったら、次は躯体検査があります。
躯体検査では柱や梁、筋交いなどの骨組みを接続する接続金物や各骨組みの位置や寸法などを検査するものです。この検査は公的な機関が行っており、弊社では「株式会社日本住宅保証検査機構」が検査をしております。
この写真は柱と筋交いを接続する金物と柱と基礎をつなぐ金物が写っています。
こちらは屋根を支える部材と軒桁を接続する金物です。
このような建物全体の接続金物や骨組みのチェックを一通り受け、クリアをしないと次へは進めません。
n-houseは4月1日にこの躯体検査を受け、合格をいたしました。
さて、躯体検査も合格し大工工事はつづきます。
これは1階の天井です。天井は2階の床のパインフローリング裏面をそのまま現しで仕上げとなっています。 水平力(風や地震など)のような外力から建物の倒壊を防ぐ構造材のひとつ「火打ち」は鋼製火打ち材もありますが、n-houseは1階と2階の間に天井裏などの空間を設けない設計のため米松の木材を仕様しています。 木の香りとぬくもりを感じる空間ができそあがりそうです。
次は外壁工事の下地です。
上の写真は透湿防水シートを貼っています。
このシートはシートの内側に入れる断熱材をシートと外壁の間に設ける通気層から水気を守る役割があります。
これは壁と2階天井につめる高性能グラスウールの断熱材です。
n-houseは長期優良住宅の認定も取得しており、その長期優良住宅の認定基準をクリアできる断熱材です。
そしてこの断熱材で家を覆うことにより家の中の温度差を軽減することができ暖冷房費を節約することができる性能をもっています。
上でも記述しましたが、n-houseは長期優良住宅の認定を取得しました。長期優良住宅とは平成21年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づいて所管行政庁から長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅であると認定をされた住宅です。
長期優良住宅を取得した物件は構造体の現場を公開しておりますので、楽建舎までお問い合わせください。
次回は室内の工事をお伝えします。
2011年完工物件です。
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