長期優良住宅として認定されるための基準は?|甲斐市の工務店が解説
自然災害が多い日本では、建設時に災害に耐えるための構造がされています。
多くの方が気にされているのが耐震性だと思いますが、家を建てる際は、他にも重点を置かないといけないことがあります。
その理由は「長期優良住宅」にあります。
必要基準を満たし長期優良住宅として認められれば、税金が控除、または減税されます。
この必要基準は、耐震基準の他にいくつか存在し、満たしているか満たしていないかでは税収に関する待遇が変わってきます。
そこで今回は、長期優良住宅と認定基準について紹介していきます。
長期優良住宅とは
長期優良住宅とは、住宅を長い期間良い状態で長持ちさせるために、決められた基準で設計され、申請をすることで都道府県知事または市町村長に認定された住宅のことをいいます。
長期優良住宅の普及を促進することにより、環境負荷の低減を図り、良質な住宅を将来の世代に承継することで、より豊かな暮らしへの転換を図るものとされています。
認定基準
長期優良住宅としての認定を受けるには、基準を満たしている必要があります。
次にその基準を見ていきましょう。
劣化対策
数世代にわたって住み続けることができる住宅であること
耐震性
大地震が発生しても、建物の損傷を抑え、住み続けることができるのに必要な改修工事を用意にすることを考慮したものとされます。
例えば、建築基準法で想定されている1.25 倍の地震が起きても倒壊しないことです。
これは、耐震等級2に相当します。
省エネルギー性
必要な断熱性能などの省エネルギーが確保されていること
維持管理・更新性の容易性
構造に比べ耐用年数が低い内装・設備を容易に清掃、点検、取り替えを行えるようにすること
バリアフリー性
将来、高齢者が住むことを考えバリアフリー改修に対応できるよう廊下等に必要なスペースが確保されていること
居住環境
家周辺の良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたもの
であること
住戸面積
良好な居住水準確保のために必要な規模を有すること
維持安全計画
建設時から先を見据え、定期的な点検・補修などに関する計画が査定されていること
まとめ
家を建てられる際は、この長期優良住宅の基準に基づいて家を建てらることをおすすめします。
基準を満たしていれば、様々な税金が控除、または減税されます。
長期優良住宅についてもっと細かくお聞きしたいという方は、ぜひ楽建舎にお越しください。お客様に合った最適な家を提供いたします。