メリット盛りだくさんの長期優良住宅とは?税金免除の秘密|山梨県の工務店が解説
「できるだけ安く家を建てたい」
「お得に家を建てる方法はないの?」
このようにできるだけ家を安く建てる方法探されている方の中には、すごくお得な「長期優良住宅」という家があるのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
「長期優良住宅は税金が免除されるらしい」という情報を耳にした方は、「長期優良住宅って何なの?」と興味が湧いているのではないでしょうか。
そこで今回は、長期優良住宅とは何なのか、そのメリットについてお話しします。
○長期優良住宅とは
長期優良住宅とは、法律(長期優良住宅法)に基づいた、長期的に耐久性に優れていること、リフォームを簡単にできるかどうかなどの条件をクリアした住宅のことを言います。
「質の良い住宅を大切に長く使い続けよう」という考え方に沿って審査が行われ、都道府県知事に認可されて初めて「長期優良住宅」に指定されます。
長期優良住宅は建設時だけでなく、それからの維持管理も徹底しておかなければなりません。
柱や梁等の構造の中心を担う箇所は10年ごとにメンテナンスし、その記録も残しておくことが認可の条件の基準です。
また、床面積が50㎡~280㎡であることも条件に含まれています。
メンテナンスを怠らないことや、床面積が鍵になりそうですね。
○メリット
今、長期優良住宅にどのようなイメージをお持ちでしょうか?「認可やらメンテナンスやら何だかめんどくさそうだな…」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この長期優良住宅には大きなメリットがあるのです。
長期優良住宅は、税金の優遇がなされます。
ローンで長期優良住宅を購入した場合、税額の2分の1が控除されます。
一般的な住宅でも同様に控除を受けることができるのですが、長期優良住宅の方が一般の住宅に比べ、減額措置の適用期間が長く設定されています。
一般住宅の減額適用期間が3~5年のところ、長期優良住宅は5~7年間適用されます。
家は建ててからも「固定資産税」という税金を払わなければなりません。
原則、家を購入した方は「固定資産税評価額×1.4%」をおさめる義務があります。1000万円の家を購入した方ですと、年間14万円は支払わなければなりません。
しかし免税措置により、初めの3年間は7万円が控除されるというわけです。一般の住宅に比べ長期優良住宅は控除期間が2年間長いので、この場合、14万円も得をしているという計算になります。
今回は、長期優良住宅の特徴とメリットについてお話ししました。家は価格が高い分、かかる税金も高額です。
これから毎年支払わなければならないことを考えると、安心で快適な家を手に入れつつ免税もできる長期優良住宅は、非常に魅力的ではないでしょうか?
長期優良住宅に興味をお持ちの方は、ぜひご検討ください。