新築するならエコ住宅、そのメリットをご紹介
住宅の新築においては様々なことをお考えになって、どのような家にするかをお決めになることかと思いますが、「今後かかる費用はなるべく抑えつつも快適な暮らしをしたい。」とお考えの方もいらっしゃることでしょう。そんな方におすすめなのが『エコ住宅』です。
今回は、『エコ住宅』についていくつかの観点でお話しいたします。
◎エコ住宅とは
『エコ住宅』はエコハウスとも呼ばれています。身近に手に入る地域の材料を使うなど環境に負担をかけない方法で建てられ、地域の気候風土・敷地の条件・暮らし方に応じて自然エネルギーが最大限に活かされている住宅のことを指します。
現代の住宅の新築においては、高断熱・気密性に優れたものも多く建てられていますが、それに加えて太陽光発電システムなど自ら電力を生産する設備を備えることも特徴にあります。
◎エコ住宅のメリット
エコ住宅のメリットは主に以下の三つです。
○補助金制度が存在する
太陽光発電システムを設置することで、自治体から補助金を受けることができます。
2018年4月以降に執行される制度では、設備費に対しては蓄電池容量kWhごとに30000円で上限が総額の3分の1、工事費に対しては1台当たり上限50000円支給されます。
また、太陽光発電システムを新規で搭載すると最初の10年間または20年間は一定の買い取り価格が保証されます。
さらに、断熱性能や省エネルギー性能に応じて住宅エコポイントが300000~450000ポイント取得できます。このエコポイントは商品券や特産品と交換できるほか、即時交換で工事費にそのまま充当できる場合もあります。
○自然災害に対応できる
エコ住宅で太陽光発電システムなどの充電設備を備えることによって、太陽光が出ている間は自家発電ができますし、蓄電池も搭載していれば生産した電力を貯めて使うこともできます。仮に自然災害などで停電があっても自力で電力が賄えるのは大きな安心感を得られるのではないでしょうか。
○光熱費が抑えられる・長期的な負担の少なさ
エコ住宅は断熱性や気密性が比較的高いので、冷暖房の消費が減り、光熱費を抑えることにつながります。
また、電気を生産する設備があれば電力を購入する費用も抑えられますし、むしろ発電した電気を売電することで収入になるかもしれません。長い目で見ると費用面でも恩恵を得られる可能性は充分にあります。
◎最後に
以上のように、エコ住宅には様々な魅力があります。
新築の際にはエコ住宅にされることを検討してみてはいかがでしょうか。