長期優良住宅の耐久性はどうなの?|山梨県の工務店がお答えします
「長期優良住宅」とは、名前から分かる通り、長期間優れた状態で住める住宅という意味です。そんな長期優良住宅ですが、何を基準にどこが認定しているのかご存知でしょうか?
また、長期優良住宅の耐久性は本当に大丈夫なのかといった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、長期優良住宅に関してご紹介します。
〇長期優良住宅とは
住宅を長持ちさせるためには、住宅を建てる際に長時間の使用(居住)に耐えられる性能の住宅にしておかなければなりません。長時間の使用に耐えうるためには、設計や素材、メンテナンスなどのテクニカルな側面から、長期間住んでいても苦にならないような間取りや広さ、地域性などを考える必要があります。
そうした長時間の使用に耐えられる一定の性能と維持管理の計画について、国が定める基準をクリアした住宅を「長期優良住宅」として認定を受けることができます。
〇長期優良住宅の基準
その1:長持ちする工夫がされているか
長持ちする工夫は主に設計や施工の面で評価されます。構造や骨組みがしっかりと組まれているかといった点が見られています。
その2:耐震性能
長く住み続けるためには、地震が発生しても倒壊しない頑丈な家が求められます。特に日本のような地震の多い国では長く住むためには重要なポイントです。
その3:メンテナンスがしやすいか
長く住んでいると家の至る所が傷んできます。そうした際にメンテナンスがしづらい、変更ができないような構造ですと、長く住み続けることはできませんよね。特に家の他の部材よりも耐用年数が低い配管などの維持管理のしやすさは重要です。
その4:地球や環境に優しいか
住宅で長く暮らし続けるには経済性や快適性も重要です。断熱性能が高ければその分使用する電気を減らせますし、太陽光パネルを設置して自家発電をすればさらにエコに繋がります。地球にやさしいだけでなく、家庭にも優しい住宅になります。
その6:ゆとりのある広さ
住み始めてから時間が経つと子供が生まれたり、年齢が変化したりすることで、ライフスタイルが変わっていきます。そうしたライフスタイルの変化にも対応できるようなゆとりある広さがあることが重要です。
+α:地域にあった居住環境を
住宅が長年その地域で住み続けられるためには、地域の気候や風土、生活文化に調和していることも重要です。
以上のような基準をクリアした長期優良住宅は他の物件に比べても、耐久性が高いのは一目瞭然ですね。家は一生のうちで最も高い買い物の一つです。長く住める住宅も検討してみてはいかがでしょうか。